今日の記事は、ちょっと悲しい記事です。

そういうのが苦手な方は

記事を閉じてくださいね。


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20年一緒にいた、

なっちゃん(仮名)が、虹の橋を渡りました。



年末から咳をしていて、

病院に連れて行こうかとも思ったのですけど


今まで、避妊手術以外に病院になんて行ったこともないくらい

元気だったから、

病院なんて嫌がること必至。


それに、今の動物病院では

血液検査ありきなので

当然今まで病院なんて行ったことないんだし

おまけに

20歳なんだから、

血液検査なんかしたら悪いところはいっぱいあるはずで

そんな、無理やり病気を見つけられて

やれ注射だ、やれお薬だと

20歳の猫にいやなことはさせたくないなあと思って

病院には連れて行きませんでした。


間違っていたとは思いませんが、

これが正しいとも思っていません。


連休を過ぎたころからごはんを食べなくなって、

強制給餌。


わたしは強制給餌はお手の物、

(こんなことうまくなってどうする)


毎日朝晩、

上手にたくさんごはんを食べて

(食べさせられて)


トイレも自力でちゃんとして

2階にも自分で登っていったりしていたんですけど。



なっちゃん。


初めて会ったときのこと、

覚えてる?


新宿駅の南口。


友達が連れてきたキャリーの中に

お兄ちゃんとお姉ちゃんと、

3人でくっついていたね。


「じゃ、この子もらっていくから!」


兄姉から引き離されて、

ひとりでわたしのキャリーに放り込まれて。

こわくてこわくて、

タオルの中にもぐりこんでいたね。


あんまり小さかったから、

お風呂の排水口に落ちちゃうんじゃないかと思って

慌てて、排水口をふさいだよ。


おうちに来てからはやんちゃで

大暴れして三角蹴りの大ジャンプ!


ちいさな愛すべきアクマちゃんに、

わたしの友だちがみんな会いに来たね。


それから20年。


中野から高円寺に引っ越した時は

かいママと一緒にタクシーで。


高円寺から光が丘に引っ越した時は

わたしの背中のキャリーで大泣きして。


光が丘から関町に引っ越した時は

殿下と一緒のキャリーでおとなしくしてて


関町から静岡の山奥に引っ越したときは

半日がかりでくたくたで。


静岡の山奥からいまのおうちに引っ越した時は

わたしの運転する車で。


そして。



虹の橋へは光の馬車で?



なっちゃん。



20年は長いよね。



ずっと一緒だった。


悲しいときも

うれしいときも

楽しいときも

つらいときも


いつも


あなたがそばにいてくれた。


あなたは毎日ちゃんと、お迎えしてくれて

鼻ちゅーしてくれて。


お布団を敷くと自動的にやってきて

いつも一緒のお布団でねむったね。


おなかがすくと、

キッチンの片隅でずっとわたしをにらんでいたね。


ふたりでひとつのパンを

一緒に食べた。


大好きな牛乳、

ふたりで分けあって飲んだ。


地震も雷もこわくないよって

怖がるわたしのそばにいてくれた。


ふかふかの毛皮、

ふわふわのしっぽ。

黒と白の毛皮。

黒豆の肉球。




いつか、虹の橋のたもとで

あなたに会ったら


抱きしめて抱きしめて

離さないからね。


覚悟しておいてね。


それまで待っていて。


虹の橋のたもとで。